render.comのここがよい
render.com試してみた
最近、Next.jsアプリと、そのバックエンドAPIとしてrailsアプリを動かすのに、render.comを使ってみました。
自分の中ではherokuが定番なんですが、herokuは最近、個人的に嫌な感情になったことがあったので(詳細略)、前々から試したかったrenderを使ってみたという経緯です。
断っておきますが、herokuはrailsとか動かすのに未だに素晴らしい環境だと思います。特にオートスケーリングとheroku redisがいいですよね。
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render.comのここがよかった
•ダッシュボード
まず、ダッシュボードがわかりやすいです。
heroku使ったことある人なら、この画面を見れば自分が次に何をすればいいかわかると思います。
また、ダッシュボード自体のレスポンス速度がすごくよい(ようにみえる)のが良いです。
これ一番herokuより優れてる点かも 🚀
•Environments Group
環境変数のリストをグループ化し、serviceとn:nで関連付けることができます。
herokuの場合はwebとworkerを同じappで動かすため、環境変数のリストを共有するということになるのですが、
render.comの場合はwebとworkerを別々のアプリで動かすイメージになるため(たぶん見た感じそうするしかなさそう)、代わりに環境変数のリストをserviceとn:nで紐付けることができるようになっているのだと思います。
render.comのここが面白かった
•YAML
左のメニューに「YAML」っていうのがあり、冷静に考えると 「YAMLってなんだよ」 って思うんですが、
ファイル名でルートディレクトリにrender.yaml
という設定ファイルを置くと、そのとおりにserviceが立ち上がってくれるという代物のようです。
herokuの app.json みたいなやつだと思います。 redisの例 -> https://github.com/render-examples/redis/blob/2b068318a10d337c7220cb4ebcfef8ef66379ef0/render.yaml
以下その他の雑感です。
その他、render.comのここがよかった
- Postgresがネットワーク的に閉じている
- herokuはこうなっていない
- redisもネットワーク的に閉じている
- herokuはこうなっていない
- docker対応
render.comのここがよさそう
- static siteのデプロイにも対応していて、CDNもある
- でもこれvercelとかnetlifyでいいのでは
render.comの、これからに期待な点
- DBのHigh Availabilityがない
- お値段
- そんなに安くはありません。
- Next.js, Rails, Postgres, Redisを3週間ぐらい動かして以下の通り
以上